最終更新日 2012年1月22日:4年ぶりに更新しました
本ページは関西大学・社会学部・社会学科・社会学専攻・杉野ゼミDS3期生が作成したページです。
障害疑似体験を実施される方をはじめ、障害のある方の講演会や人権教育のための
ビデオ上映会などを企画する方に、ぜひ私たちの作った効果測定尺度(DSW心のバリアフリー尺度)を利用していた
だきたいと思います。
研修の前に使用するアンケート用紙
研修の後に使用するアンケート用紙
アンケート結果の集計は次のエクセルファイルを使ってください。
2のエクセルファイルを利用したときの集計結果の見方です。
尺度の作成に用いた質問紙調査の質問文(エクセルファイル)
上記の質問紙調査への回答結果(225サンプル・エクセルファイル)
上記データの因子分析のパターン行列(pdfファイル)
障害疑似体験と障害平等研修の効果を比較するために2つの研修プログラムを実験的におこない、それぞれの実験参加者について実験前後での意識変化を「DSW心のバリアフリー尺度」によって測定しようとしたものです。「DSW心のバリアフリー尺度」による測定結果についてt検定をおこなっています。上記のCiNiiの表紙ページからPDFが見れます。
大阪教育大学教育学部特別支援教育講座の金森研究室で、「心のバリアフリー尺度」の小学生版が開発されています。(上記論文96-100頁参照)障害理解教育の機会は小学生などで多いでしょうから、小学生用の尺度は役立ちますし、今後も改良されていくのではないでしょうか?
佐賀大学の井手將文さんより学会報告概要をいただきました。障害者用の入力装置を使って市販のゲームソフトを非障害者の大学生に体験してもらいながら障害理解を促進しようとするもので、体験の前後で「心のバリアフリー尺度」を使った測定をおこなった結果が報告されています。尺度の測定結果は、私たちの実験よりも、かなりはっきりしているので、自分たちの作った尺度とはいえ、ちょっと驚きました。今回の「市販ゲームソフトの共用体験」のほか、障害当事者も参加して開発された障害理解プログラムについては、井出さんの下記の報告を参照してください。
井手將文「ユニバーサルデザイン体験ワークショップ」, 第24回リハ工学カンファレンス講演論文集, 213-214, 2009
井手將文「市販ゲームの共用体験による障害に対するイメージ変容」, 日本福祉のまちづくり学会第13回全国大会研究発表概要集, 2010
「DSW心のバリアフリー尺度」への質問のほか、改良版、研究成果等、随時このページにアップしたいので、ぜひ「suginoa あっとまーく tmu どっとエーシーどっとジェーピー」までお知らせください。お待ちしてます。